団体について

ブラインドサッカーが教えてくれた
「フェアネス」と「インクルージョン」を、
社会の当たり前に。

障がい者が最大限に実力を発揮できる社会は、未だ叶っていません。ロビー活動や法改正は、その実現に向けた一つの手段だと思います。しかし、仕組みを変えても人の気持ちは変わりません。そして、みなさんの賛同なしに、本当の意味で社会は前に進みません。そこに、ブラインドサッカーが貢献できると思うのです。

私がブラインドサッカーに出会う前は身近に障がい者がおらず、恥ずかしながら理解があまりありませんでした。でも初めてピッチに立ち、私も相手も同じアイマスクをつけて、ボールを蹴り合った時に「障がい者」「健常者」という壁が一気に崩れました。魅了され、この競技に関わりながら、様々な試行錯誤を重ねる中で、公平さを担保する仕組みのもと、全員が活躍できる、そんなブラインドサッカーの価値を社会に反映できれば、誰もが自分らしく生きられるようになると確信したのです。

私たちが挑戦したいこと。それはブラインドサッカーを通して、障がい者と健常者はもちろんのこと、視覚障がいの課題に共感する企業や団体、技術者や医師をつなぎ、お互いの専門性を掛け算しながら新たな解を出すことです。世界でこのようなエコシステムを育むためには、多くの人の力が必要ですし、社会性だけではなく経済性も両輪で回してく必要があります。大きな挑戦ですが、非常に価値のあるものだと思っています。

私たちが活動を続けた先、視覚障がいが社会生活において不利ではなくなったり、障がいそのものがなくなったりすることも実現できるはずです。「壮大な夢だ」とよく言われます。「その実現の手段がブラインドサッカーなの?」とも言われます。でも、ブラインドサッカーだからこそ、枠を超え、この分野に強く働きかけ、変化を促せるのだと確信しています。そして、そのミッションを共有できる仲間も世界中にいます。これからも想いをともにする人や組織の輪を広げ、力を重ね合わせ、ともに未来を創造していきます。

代表理事 松崎 英吾

メンバー

  • 松崎 英吾 代表理事

    大学時代にブラインドサッカーと出会う。ダイヤモンド社やベネッセコーポレーションで正社員として働きながらも、ブラインドサッカーに関わり続け、やがてブラインドサッカーを活動の軸に。日本ブラインドサッカー協会の事務局長として視覚障がい者の活躍の場づくりに従事し、2019年にIBF Foundationを設立。

  • 大坪 英太 理事/事務局長

    通信会社勤務を経て、サッカーを専門にMBAを取得。帰国後、日本ブラインドサッカー協会に入職し、現在はIBF Foundationの経営管理・総務を担当している。

  • 早川 忠宏 理事/広報担当

    新聞記者としてウィンブルドンなどの大会取材に携わった後、スポーツマネジメントを学び、PR会社を経て独立。現在、IBF Foundationの広報を担当しながら、自身の会社を経営している。

  • マリアーノ・トラバグリノ コーディネーター

    アルゼンチン生まれ。ブラインドサッカー大会の審判経験が豊富で、2017年から国際大会の審判コーディネーターを務めている。現在、IBF Foundationの大会支援・助成プログラム担当。

  • デビッド・スタートン コーディネーター

    スコットランド出身、スペイン在住。国際的な競技団体と活動し、世界中でブラインドサッカー大会の運営を支援してきた。IBF Foundationでは、大会支援と助成プログラムを担当している。

  • 箱田 裕子 コーディネーター

    中学校教諭を経て、JICAでスポーツ分野の国際協力に携わる。IBF Foundationでは、視覚障がい者団体への助成プログラムを担当。

  • 吉村 圭介 コーディネーター

    神田外国語大学卒業後、モザンビーク大使館に勤務。2021年にIBF Foundationに入職し、現在は助成プログラムを企画するコーディネーターのサポートとして活躍している。

チームの
一員になりませんか?

IBF Foundationは学生インターンやフルタイムの採用も行っています。
スポーツを通した課題解決にご興味がありましたら、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

団体概要

財団名
一般財団法人インターナショナル・ブラインドフットボール・ファウンデーション
住所
〒169-0073 東京都新宿区百人町2丁目21番27号ペアーズビル3階
評議員
金子久子 長谷川俊明 ジェフ・デイビス
監事
今井泰弘
代表理事
松崎 英吾
理事
松崎 英吾 大坪 英太 早川 忠宏

私たちと一緒に活動しませんか? 私たちと一緒に活動しませんか?

  • 寄付する

    個人・企業・団体からの寄付を承っているほか、視覚障がいにまつわる課題の解決に向けて知恵を掛け算したいパートナーを探しています。

  • 助成金に応募する

    視覚障がい者による団体、または視覚障がい者を支援している団体にブラインドサッカーの機材や助成金を付与しています。

  • パートナーになる

    あらゆる強み・知⾒を持つ企業や団体と連携し、視覚障がいに新たな解を⽣み出すことを⽬指しています。社会課題の解決に向けて、⾃社のビジョンの実現に向けて、⼀緒に活動しませんか。

  • ニュースレターに登録する

    IBF Foundationの最新情報を定期的に発信しています。
    私たちの取り組みや成果、今後の展望についてもっと知りたい⽅は、ぜひご登録ください。